温泉地として人気の高い登別市。
北海道民である私は昨年と今年、日帰りで遊びに行ったので、見どころについてまとめてみました。(2019年の情報になります)
温泉には入れませんでしたが、主要観光スポットである地獄谷、マリンパークニクス、伊達時代村、クマ牧場には行きました。
本当は温泉も行きたかったのですが、「眠くなって帰りの車の運転に差し障る」と言われ、確かにね…と納得。歩き回った上に温泉では残り体力が厳しいですね。若くないし。
地獄谷と温泉街
温泉街から地獄谷は一本道です。
温泉ホテルのチェックイン時刻とぶつかると、道が渋滞するので注意です。我が家はうっかりしていて、午後から地獄谷の駐車場を利用する計画を立ててしまい、断念しました。(5月のGWという時期も悪かった)
午前10時半頃だとGWでもそれほど待たずに入れました。
地獄谷は必見
入口にあるビジターセンターでは、長靴や傘の貸出もしてくれるので、足元の悪い日には助かります。
小さい売店もあります。散策前にはトイレも済ませておきたいところです。
散策コースはいろいろありますが、とりあえず「鉄泉池(てっせんいけ)」には行きましょう。気軽に行ける距離です。
冬はわかりませんが、歩きやすい道でした。
煙がもくもくで見ごたえある景色です。
これが鉄泉池。
タイミングが良ければ、もっとゴボゴボ湧いている姿が見られます。ここから湧き出る温泉が、ホテルや旅館に給湯されるのですね。
お金がたくさん投げ込まれており、「お金を投げ入れないでください」というような看板がありました。こういうのをみると、お金を入れたくなる人が多いようです。
泉源公園の間欠泉
温泉街のほうに行くと、泉源公園の間欠泉があります。
煙もうもうでゴボゴボと音も迫力がありました。
説明を読むと3時間毎に噴出するそうで、活動時間は50分。ちょうどタイミングが良かったようです。
静かな時はこんな感じ。
カラフルな九柱の「湯鬼神金棒」もあります。吉方向を選んでお参りすると運気が上昇するとのこと。
私がお参りしたのは、「金運上昇の効験あり」と書かれた「四緑木星」の金棒です。
温泉市場
ランチはすぐ近くにある温泉市場でいただきました。
閻魔やきそば(980円)
60円プラスして温泉卵をトッピングしました。美味しい海鮮やきそばでした。値段が高いのは観光地なので仕方ないですね。
閻魔やきそばは登別名物なので、市内多数のお店で出しています。
海鮮丼(1680円)
北海道らしいメニューです。
活帆立サーモン丼(1980円)
海鮮丼よりも見た目は地味なのに値段は高いです。それだけ新鮮なのでしょう。
まだ空いている時間にお店に入ったわりに、注文してから料理が出てくるまでの時間が長かったです。美味しかったし、急いでもいなかったので別に良いですが。
いくらの醤油漬けやいかの塩辛など、北海道らしいお土産も買うことができます。
「ミルキーハウス」でソフトクリームも食べる予定でしたが、あまり時間もないのでやめました。
ちなみにこの日は温泉街でお土産物を見た後、午後はマリンパークニクスに行きました。
温泉街を見て歩くのが楽しかったので、マリンパークの時間を少なくして、温泉街をもっとじっくり回ればよかったかなと思いました。
マリンパークニクス
マリンパークニクスは水族館なのでそれなりに楽しめますが、入場料金の高さほどではないかなという印象でした。ちなみに20年ぶりに行きました。
ただ、小さいお子さんが一緒ならば、ここが一番おすすめ。
マリンパークニクスについては別記事にしてあるので、ここでは省略させていただきます。
登別伊達時代村
松前藩があった道南ならともかくとして、なぜ蝦夷地に武家屋敷なのか?
そもそものコンセプトが微妙な伊達時代村ですが、伊達政宗の右腕として有名な片倉小十郎の子孫によって開拓された地が登別…ということで、まあ良いのでしょう。明治時代だけど。
そんなわけで片倉小十郎屋敷や片倉史料館などがあり、歴史好きの私はもちろん、歴史に全く興味のない小学生の息子も楽しかったと振り返る、なかなか良いテーマパークです。
演劇が楽しい
村内にある忍者屋敷や大江戸劇場では様々なショーが行われていて、けっこう笑えます。
屋外アクションショーは午前と午後それぞれ1回ずつしかないので、お見逃しなく。なかなかの見物です。
遊びもいろいろ
忍者迷路や妖怪びっくり小屋などは単純ながら面白いです。
「体験道場」では弓矢や手裏剣投げができます。子供だけでなく大人も楽しめますが、遊びごとに500円かかるので…。入場料金も高いのに、なんだかなあ…という感じです。
子どもがもらった景品はおもちゃの刀や「にゃんまげ」のマスコット。子どもは喜んでいたので、まあ良いでしょう。
おもちゃの刀を持っていると、村にいる忍者が構ってくれたりします。子供たちは忍者に切りかかったりして大喜び。サービス精神旺盛な従業員さんたちでした。
施設は田舎の観光地という感じですが、スタッフの活気があるところが良かったです。
クマ牧場
クマ牧場も入園料が高いですが、ロープウェイで山頂まで行くので景色はきれいだし、クマの餌やりが楽しいです。
北海道らしさを満喫するならば、地獄谷と温泉街を散策したあとにクマ牧場に行く観光コースが私的にはおすすめです。
クマ牧場についてはこちらの記事をご覧ください。
さいごに
地獄谷散策とクマ牧場がおすすめ…と書きましたが、小さいお子さん連れならばマリンパークニクスが一番楽しめると思いますし、うちの小学生の息子は伊達時代村が一番楽しかったそうです。
参考のひとつとしていただければと思います。