イマイチ使いづらかったキッチンの収納を見直しました。
散らかりの原因となる、出した物を元の場所に戻さずグチャグチャになる…ということがないよう、取り出しやすく片づけやすいということを第一に考えました。
キッチンの収納って、場所は狭いのに置きたい物は多くて悩みますよね。
誰かのをそのまま真似したいと思ってググっても、どうも趣味に合わなかったり、逆に美しい収納すぎて真似できない…というようなこともあります。
私が今回行ったのは、ちょっと整理整頓しただけなのですが、グッと使いやすくなり気に入っています。参考にしていただける部分もあるかと思います。
そして、風水の考えをちょっと取り入れてみました。
というのも、最近、実家から「黄色い水晶を持った猫の置物が地震の時に割れて以来、どうも金運が悪い」という話を聞いたり、我が家の家電が立て続けに壊れたり、子供のゲーム機まで壊れたりと、どうにもツイてないことが多いからです。
黄色い猫ちゃんの話を聞いたとき、やはり縁起物には何らかの力があるのかなと思いました。
その流れで、昔流行った「風水」でキッチンは金運を司る大事な場所だと考えられていたことを思い出し、風水的にも良いキッチンを目指そうと奮起したわけです。
清潔で使いやすく!さらに金運UPも狙ってみました。
風水のためには家の方角を正確に
風水は方角が大事なので、家の間取りを正確に知ることが大事なのですが、幸いにも、今住んでいる賃貸マンションの間取り図には方角も書いてあったため、調べるのは楽でした。
我が家のキッチンは西南にあり、五行(金→水→木→火→土)のうち「土」の気を持つ場所です。
土の気を持つものは、陶器やテラコッタ、タイル、レンガなどです。
ここに食器棚があれば陶器がたくさんあって良かったのですが、我が家のキッチンは狭いので食器棚はリビングに置いてあります。残念。
それは仕方ないとして、問題なのは西南といえば「裏鬼門」。神様の通り道がある場所です。
北東と西南を結ぶ「鬼門線」と呼ばれるライン上は、何も置かず、特別キレイにしなくてはならないところなのですが、なんとここにゴミ箱を置いていました。最悪です。
キッチンのゴミ箱
キッチンではゴミがたくさん出るので、ゴミ箱の大きさと置き場所はかなり重要。作業効率に大きく影響します。
というわけで、まずはゴミ箱から。
我が家は昨年引っ越しをしたのですが、前から使っていたゴミ箱が今の住まいではサイズ感がイマイチで、とりあえず置いていた場所がこともあろうに鬼門線上でした。
問題のゴミ箱がこちら。
ひとつはビン・缶・ペットボトル用、もうひとつは燃えないゴミや牛乳パックなどを入れていました。
生ゴミよりはマシでしょうが、神様の通り道にゴミ箱があるのはまずいので撤去。ここ以外に置ける場所はないので、違うゴミ箱を使うしかなさそうです。
風水ではプラスチックのゴミ箱はNG!
プラスチックは「火」の気を持つので「金」を燃やしてしまうというわけで、風水ではキッチンにプラスチック製のゴミ箱はダメだそうです。
あと、悪い気をふさぐために、蓋付きのものを選ぶこと!
木製が一番良いらしいですが、洗えないので清潔にしづらいですよね。次にステンレス製が良いらしいので、こちらのほうが現実的でしょう。
ですが、今使っている燃えるゴミ用のゴミ箱ももったいないので、プラスチック製ですがそのまま使用することにしました。
下にある茶色い蓋のゴミ箱です。インテリア好きならばご存知の方も多いでしょう。オムニッティという収納BOXです。
ゴミ箱としてだけでなく、踏み台としての役割も果たしてくれているため、非常に便利。替えたくないです。
その奥にある白いゴミ箱は別の部屋で使っていた物ですが、ビン・缶・ペットボトル用としてここに置くことにしました。こちらもプラスチック製ですが、大きさもちょうど良いことですし、とりあえず気にしないことにします。
横にある茶色い紙袋はレジ袋入れです。ゴミ箱に入れる袋をすぐに変えられるよう近くに置きました。
となりがライス缶。そのとなりが、プラスチックゴミ、そして紙ゴミ入れとなっております。
これはダンボール製です。楽天で売ってます。
ダンボール製なんて、風水的には問題外ですかね。一応、紙は「木」に属するでそれは良いのですが、湿気を吸い込むので定期的に買いかえないとOUTです。このクラフトボックスは買ってすでに10年近く経ってますけど、やはり気にしないことにします。
42ℓと大きいですが、週1回収のプラスチックゴミと月1回収の紙ゴミに、これ以上ないほど我が家にはピッタリサイズ。
紙ごみのほうは、入れやすいように蓋に穴もあけています。
プラスチックゴミも入れやすいように蓋は外した状態で使っていたのですが、ちゃんと蓋をすることにしました。
というわけで、ゴミ箱に関しては風水の教えは蓋付きであることしか守っていませんが、実用性優先でいきたいと思います。
それから、先ほど撤去したゴミ箱の中にあった燃えないゴミと牛乳パックは、コンロ下とシンク下にそれぞれ移動しましたので、のちほど。
ゴミ袋のストックは使うゴミ箱で収納
ゴミ袋のストックは、使うゴミ箱の底に入れておけば取り替えるのも楽!場所もとらず、おすすめです。
家電やコンロ下には食品を収納
プラスチック・調味料・食品は「火」
ゴミ箱の説明で使った画像は、シンクやコンロを前に立つと背中側になる場所なのですが、ここは風水で火の気を持つとされる家電や食品を置く場所としました。
台所は金を燃やす「火」のイメージを弱めるために、木製の物を多くするのがポイントなのですが、我が家はプラスチックだらけでございます。
電子レンジの下に無印良品のポリプロピレンケースを置き、ラップやホイル、ジップロックを収納。
中段はほぼ毎日使うお皿を入れています。陶器は「火」と相性の良い「土」に属するのでOKでしょう。
その横にあるのは、不要なプリントやチラシなどの紙です。三角コーナーなどの生ゴミ入れは場所をとって邪魔だし、清潔に保つのも面倒で使いたくないので、キッチンで生ゴミが出るたび紙に包んでゴミ箱に捨てています。
紙に包めば臭いも軽減されるし、何より楽!この場所だと使いたいときすぐに出せます。
その横の棚には、調味料や食品を収納しています。
今使っているオクソーのコンテナを、陶器のものに替えれば風水的にはとても良いのですが、オクソーを捨てるのはもったいないし、第一使いやすいので、替えません。
奥にある無印のケースにも、だいたい調味料や乾物などの食品を収納しています。
コンロ下の収納
左の細長くてイマイチ使いづらいスペースには、小学生の子供が工作で使いそうなものを入れています。空のペットボトルやプリンのカップなどです。いきなり「来週授業で使います」とか言われるんですよね…。
こういう何となくとっておきたい物の収納場所をきちんと用意しておかないと、適当な隙間などに入れてゴチャゴチャな収納になってしまいます。
コンロ下には調理用油やインスタントラーメン、ツナ缶などの食品を収納しました。
黄緑色の容器は、本来は調理中に出る生ごみを入れる物なのですが、先ほど記載した通り、面倒になってきてしばらく使っていなかったので、燃やせないゴミ入れにしました。
燃やせないゴミは量が少ないので、とりあえずはこのサイズで十分です。
フライパンは「火」じゃなくて、鉄製なので「金」に属するのかもしれないですが、この場所に収納するのが一番使いやすいので、ここに置きます。
それとも、火を扱う物なので「火」に属するとみなしても良いのですかね?風水はむずかしいです。
シンク下の収納
「水」か相性の良い金属を収納
たまに食器も混ざっていますが…。
シンク下には、水の買い置きや、調理道具を収納するのが良いそうです。シンクで使うスポンジや掃除道具も「水」に含むらしいので、ここにまとめました。
我が家では飲み水などは浄水器(ブリタ)を使っていて、お茶は茶葉から入れているので、ペットボトルの水やお茶は基本的に防災用。取り出しやすさは求めていないので、奥にしまっています。
よく使う水筒などを前にしました。
水道管がある場所には、ニトリで購入したシンク下用のラックを使っています。転勤族なので4回引っ越しをしていますが、伸縮式で幅を変えられるのでどこでも使えて便利です。
古新聞もシンク下に収納。湿気を吸い取ってくれるので、臭い対策になります。紙は「木」に属するので水との相性も良いです。
シンク上の戸棚には保存容器収納が使いやすい
シンク上の戸棚は、下段には良く使う保存容器を中心に収納。食器の奥にはカップ麵。
このたびの整理整頓の結果、物を減らしたわけでもないのに、保存容器の奥スペースが空きました。お片付けって素晴らしい!
上段はたまにしか使わない物を収納しています。紙皿や紙コップ、お菓子作りグッズやお弁当グッズなどです。
こうしてみると、キッチンは「火」に属するものばかりですね。
出しっぱなしの物は少なめに
洗い物の片づけを楽にする工夫
シンクとコンロの周りはこんな感じです。
頻繁に使うもので、ふきんで拭くのが面倒なものは出しっぱなしにしています。
野菜の水切りをするためのサラダスピナー、ざる、計量カップ、コーヒーのドリップポット、菜箸などです。
突っ張り式の棚は今の家に来てから新しく購入しました。やはりニトリです。今までの住まいでは水切りできる吊戸棚が備え付けられてあったので、ないと不便。
棚の空いたスペースは、洗ってすぐに拭くと手間がかかるので少し自然乾燥させておきたい物の一時置き場にしています。タッパーなどの保存容器が多いです。
あと、家族3人分のマグカップは使用頻度が高いので、洗ったらとりあえずここに置いておいてまた使う…というのを繰り返しています。
掃除をしやすくするために
物が多いと掃除がしづらいので、なるべく少なくするようにしています。吊れるものは吊っています。
キッチンで物を吊るすには百均のフックが便利ですよね。
百均以外では、無印良品の「ステンレスひっかけるワイヤークリップ」は家じゅうで活躍していて、キッチンでもゴム手袋や洗ったジップロックを干すのに使っています。
ただ、セリアにそっくりさんが登場してからは、そちらで買い足すようになりました。使いやすさは同じで、値段も安い。
そのほかのキッチン風水
シンク(水)とコンロ(火)を調和するために、間に植物を置いたり、木製の物を多くすると良いのですが、窓がなくて日が入らないので難しいです。木のまな板を使っているのが救いでした。
あとは、洗剤をプラスチックのままでなく、別の容器に移して使うと良いとのことで、これから購入予定です。西南なので、陶器ですね。
画像にある植木鉢は、メラミンスポンジ入れとして使っています。見た目的にイマイチですが、水はけも良いですし、西南の方角にあう「土」の気を持つ物のでとりあえず使用しています。
西南のキッチンは、ブラウンと白を基調とした色合いにして、黄色とゴールドをさし色にすると良いのですが、そのあたりは今後の課題ですね。とりあえず、布巾などを買う時は黄色の物を選ぼうと思います。
あと、キッチンマットは風水では重要アイテムなのですが、正直使いたくありません。毎日床を拭くと真っ黒に汚れるので、マットも相当汚れるはず。マメに洗うのも面倒だし、床が汚れるたびに拭いたほうが清潔で良いのではと思います。
あとは、ガスレンジやシンクの脇に「盛り塩」。ちょうど良い白い器がないので、買ってこようと思います。
冷蔵庫の風水
冷蔵庫は電化製品ですが、冷却するので「水」の気になります。上に「火」である電子レンジを置いてはいけないというのはよく聞きますね。
あと、冷蔵庫の扉にメモなどを貼ってはいけないというのも、よく言われます。側面ならば問題ないらしいです。
私は冷蔵庫の側面を利用して、手拭用のミニタオルと食器を拭くふきん、キッチンタイマー、キッチンペーパーの場所にしています。
冷蔵庫の風水として、検索上位に出るものをいろいろと調べた結果、はじめて知ったものもありました。
- 醤油と牛乳をとなり同士に置いてはいけない
- 右に魚、左に肉を置く
- 卵はスーパーで売っていたプラスチックケースのまま置かない
- 柑橘系のフルーツジュースを入れると吉
醤油と牛乳をとなりに置くのは特に金運を落とすらしいです。なぜなのかの説明をしてくれているものを見つけられなかったので、理由はわからず、かなり気になるところです。
ドレッシングやマヨネーズ、みりんや料理酒はどうなのか悩みましたが、とりあえず醤油からは離しました。
さいごに
本当はお気に入りのキッチングッズは見せる収納にして、可愛らしいキッチンにしたかったのですが、物の出しっぱなしは風水ではNGなので、やめました。
結果、掃除がしやすく、清潔で気持ちが良いです。
風水は無理なくできるところだけを取り入れたので少ししか実践していませんが、第一の目的である使いやすいキッチンにはなりました。
3人家族ですが、転勤族なので引っ越しのたびにいらない物は処分しているため、物は少ないほうだと思います。調理器具などは必要最低限しかないと思いますが、それがかえって使いやすいです。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。