洗い桶を処分しようかどうか悩んでいました。
主婦になって15年…。あるのが当たり前と思っていましたが、なくても困らない物ではあります。大きめのボウルでだいたいは代用できますからね。
キッチンの掃除を楽にするため、不要なものは置かないようにしているのですが、洗い桶はあれば使うだけに悩むところです。
我が家では、三角コーナーとスポンジラックは処分して大正解なものでした。
逆に、水切り用のカゴやラックは普通の家庭よりたくさんありますが、私には必需品です。
人によって、シンク周りで必要なものと不要なものは全然違いますね。家事の中でこれほど違いの出るものは珍しいと思います。
水回りは物が少ないほど掃除が楽ですから、ズボラな人ほど物を減らすべきでしょう。私は楽に、でも清潔に暮らしたいです。
なるべく手間をかけずにキッチンの清潔を保つにはどうしたらいいか、真剣に悩んでいるところなので参考にしていただければと思います。
三角コーナー、スポンジラック、排水カゴはナシ
まずは間違いなく不要と思った三角コーナーとスポンジラックについて。
はじめは使っていましたがマメに洗わないとヌメリやカビが発生するし、手入れが面倒なので処分しました。
三角コーナー
調理中に生ゴミはたくさん出ますが、水切りが必要なゴミはあまりないですよね。シンク内にあっても汚れやすいだけだなと思い処分しました。
代わりに小さな生ゴミ入れを購入したのですが、もえるゴミの回収は毎日あるわけではないので大きなゴミ箱も必要だし、それなら初めからゴミ箱に捨てたほうが良くない?ということで、生ゴミ入れも使わなくなりました。
調理中に出るゴミはチラシなどの上にためています。そしてゴミ箱へ。紙が水分を吸収するので、ゴミ箱のニオイも軽減されます。
我が家は小学生の子供がいるのでプリントやテスト用紙など紙ごみがたくさんあり、それらをキッチンに置いています。
キッチンのゴミ箱は「omnioutil(オムニウッティ)を使っています。踏み台やスツールとしても使えるので便利です。
スポンジラック
スポンジや洗剤を収納するラック自体は便利な物ですが、手入れしないと汚れるので面倒くさくなり処分しました。
キッチンのスポンジやタワシは吊り下げ収納が楽です。
穴のあるタイプのスポンジは100円ショップの「貼ってはがせるフィルムフック」(セリア)にひっかけただけ。穴のないスポンジには無印のワイヤークリップ(セリアのステンレスピンチかも)を使っています。
洗剤を入れた容器はプリンが入っていたものです。吸盤フックでつるしています。直置きしていた時は洗剤ボトルがすぐ水浸しになっていたのですが、浮かせただけで水がかからなくなりました。仮に汚れても拭き取ればOKなので、専用ラックよりも手入れがしやすいです。
排水カゴ
排水口のカゴは洗うのも面倒だし、かといってマメに洗わないとヌメヌメになるので厄介です。
私は「バスケットいらず」という商品を使っていて、ここ14年くらい排水カゴは撤去したままです。
洗い桶は不要か?
洗い桶の役割とデメリット
昔はあるのが当たり前だった洗い桶。
洗い桶の役目といえば
- 食器のつけ置き
- ゆすぐ時、溜めたお湯にくぐらせると楽
というわけで、節水と時短になるはず。
私も実家の母が使っているのでキッチンの必需品だと思っていましたが、数年前から邪魔になってきました。
子供が小さい時は小皿を多く使っていたので桶があると便利でしたが、最近はワンプレート皿ばかり使っていて、大きいので桶には入りません。
桶につけ置きするのは箸と茶碗くらいの時も多いです。茶碗に水入れておけばいいんじゃない?
シンクが狭くなるし桶を洗うのも面倒…というわけで、洗い桶を撤去してみました。
やっぱり洗い桶が欲しくなった!
しかし、洗い桶が必要になりました。理由としては…
米のとぎ汁や麺のゆで汁には汚れを落とす効果があるのに、捨てるなんてもったいない!
お米のとぎ汁は、昔は髪や体を洗うのに使われていたのですよ。今も米ぬかの石鹸などがありますね。
洗い桶はなくても良いけど、米のとぎ汁を入れておく物は必要!というわけで、また洗い桶を戻しました。
改めて洗い桶に注目してみると、
- 調理に使った道具を米のとぎ汁に放り込んでおくと汚れがすぐ落ちる
- それを洗い、すすぎの時に蛇口の下に洗い桶を置いておくと水が溜まる
- その溜まった水を食後の洗い物に利用
というわけで、洗い桶があると節水効果は間違いないですね。
邪魔だけど、あると便利な洗い桶
洗い桶は必要だけれど、常にシンク内にあるのは邪魔です。
今使っているのは無印良品のステンレスの洗い桶で、ごく一般的なサイズと思います。買ったのは14年前くらいですが、現在は売っていないようですね。定番商品だと思っていたのでビックリです。洗い桶って、買う人が少ないんですかね?
使いやすそうだな~と思っているのがこちら。吊るして干せるところが良いですね。細長いほうがシンクを有効に使える気もします。
でも、プラスチックよりもステンレスのほうが洗いやすくて衛生的だし、何だかんだ今のままで良いのか…という気もしてきました。
邪魔に思うのはワガママというものですかね…。邪魔なら使わない、使うなら場所をとるのは仕方ないですよね…。
実はシンクが狭い家ほど洗い桶が使える
ちなみに、我が家は転勤族なので何度も引っ越しをしていますが、今のキッチンがシンクは1番広いです。
シンクが今の半分より小さいサイズだった時もありましたが、その時は洗い桶が大活躍で邪魔と思ったことはありませんでした。
洗い桶にまな板をのせて、シンク内で食材を切れば作業台が空くし、シンクを使いたいけれど洗い物が邪魔…という時には洗い桶ごと床にでも置けておけばシンク内が空になります。
洗い桶を使っていない方は多いと思いますが、使える道具なのですよ。
というわけで、私は洗い桶は処分しないことに決めました。洗い桶は私には必要な物と認めたので、今後は洗うのが面倒くさいなどと思わないことにいたします。
追記:この記事を書いてから1年半ほど経ち…
結局、洗い桶はやめました。と言いますか、代用できる良いボウルを買いました。