「しあわせのパン」は北海道洞爺湖町にある月浦という町を舞台にした映画で、2012年に公開されました。
主演は原田知世と大泉洋。月浦でおしゃれなカフェを営む夫婦を演じています。
ほっこりと心温まる優しい映画で、とにかくパンや料理が美味しそう!
洞爺湖にこんな素敵なカフェ、実際にはないだろう…と思いつつ、北海道民である私は観ておりましたが…。
実在するカフェで撮影されていました。
あくまで映画の舞台として使われたというだけで、実際は映画とはいろいろと異なりますが、とても景色が美しい場所にあります。
執筆時(2019年)の情報になりますので現在とは異なる点があるかもしれません。ご了承ください。
ガラス工房&カフェ「gla_gla」(グラグラ)
舞台になったカフェは、12歳以下の子供は入店できない、そしてパンも販売していないらしく、小学生の子供がいる我が家には全く向いていないようで…。
映画にも出てくるガラス工房が、観光スポットとしてもおすすめなようなので、行ってみることにしました。
味のある木造の建物です。
店内はとても素敵で、写真撮影OKか尋ねると、「もちろん!」とのことでした。
グラス類はどれも素敵です。
お花の飾り方もさすがにセンス抜群。
どれもカッコいいねえ…と、小学生の息子も興味津々。
「これ欲しいな…」と夫がつぶやくのを無視して鑑賞していましたが、私もだんだん一つくらい欲しくなってきたので、買いました。
こんなおしゃれな飾りが似合うお部屋で暮らしたいものです。
テラスでお茶を楽しむ親子もいました。
食事はなく、飲み物だけとのことです。
吹きガラス体験やガラス彫刻体験もできます。(予約優先)
映画に出てきた鏡やワイングラスも発見でき、目の保養になりました。
アクセス
洞爺湖町月浦44-517
12:00~17:00
お店のHPはこちら
国道からちょっと小道を下るだけなので、立ち寄ってみてください。
カフェ・ゴーシュ
「ガラス工房gla_gla」から国道へ戻る途中、景色が美しいので車から降りて眺めることにしました。
湖畔からではなく、高い所から見る洞爺湖もいいねぇと親子で楽しんでいると、ちょっとオシャレな建物発見。
行ってみると、「カフェ・ゴーシュ」でした。映画の舞台となったカフェです。
gla_glaのすぐ近くだったのですね。
映画では「カフェ・マーニ」という名前で、パンとコーヒー、お料理に宿泊できるお部屋までありましたが、「カフェ・ゴーシュ」はあくまで珈琲店。
映画に使われた場所なので、写真撮影したい人はたくさんいるはずですが、写真撮影一切禁止です。
公式HPを見ると店内だけではなく外観もダメっぽい。厳しいですね…。
公式HPはこちらです。
ラムヤート
ラムヤート、後ろから読むと「とーやむら」です。
札幌にファンも多い有名なパン屋さんですが、看板が見当たらないので、本当にここで良いのかな~という感じでした。
右隣にある緑の屋根のおうちも普通の民家かと思いきや、「toita」という雑貨屋さんでした。
「ラムヤート」は映画ではパン屋さんではなく、陽子さんというガラス作家の自宅(アトリエ?)として登場。
陽子さんの作品として使われているのが、先ほど紹介した「ガラス工房gla_gla」の製品です。
エジプトの塩のパン(850円)
三角錐の見た目も独特ですが、スパイシーな味も独特です。
うしろにある「玄米粉の食パン」(680円)
天然酵母だからか酸味の強い個性的な味の食パンでした。
手前にあるのは「ぜんまい粉の田舎パン」(ホール1320円)
「胡麻のパン」(620円)と「向日葵の種のパン」(620円)
こだわりパン屋だけに、どれも値段が高いです。
ハード系だし、大きいですけれどね。
「葡萄と胡桃のパン」(ホール1200円)
ハード系のパンが好きな人には評価の高いお店です。
日曜の午後2時ということで、パンの数は少なかったです。
お客さんは次から次へと来ていました。
4~12月までの土・日・祝のみの営業なので注意です。
10:00~16:00
水の駅の周辺にはこだわりのお店がたくさん
ラムヤートは「とうや水の駅」のすぐ向かいにあります。
洞爺湖の道の駅は国道沿いにあり、湖畔にあるのが「水の駅」です。
周辺には魅力的なカフェもたくさんあります。
その他、パンを配達しに行った小学校など、洞爺湖町のいろいろなところがロケ地になっています。