絵本には私も夫も興味があるので、子どもの読み聞かせに費やした時間は夫婦あわせるとかなり多いです。
毎週図書館に通い、「こどものとも」は毎月定期購読…。
名作や話題の本など、それなりに知っているつもりでしたが、保育士の仕事をしている姉に「おすすめの絵本ある?」と聞いてみると、知らない本の名前がけっこう出てきてビックリしました。
さすが20年以上いろいろな子供と接しているだけのことはあります。
我が家は一人っ子ですが、姉は子供が3人いますし…。
絵本選びに関してはプロですね。
姉から聞いた情報と、私が実際に子供に読み聞かせをした経験をもとに、おすすめの絵本についてまとめてみました。
絵本選びの参考にぜひ。
みんな大好きなシリーズ
①おいしいともだち
とよたかずひこの絵本には「ももんちゃん」など人気のあるシリーズ作品がたくさんありますが、特におすすめなのが「おいしいともだち」シリーズです。
「○○くんがね…」というタイトルで、○○にはたべものが入ります。
中でも「とうふさんがね…」が私も好きで、なんだかまた読みたくなってきました。
小さく切ったお豆腐たちと大きいままの豆腐(おっちゃん)のやりとりが可愛い。
小さいお豆腐さんたちはネギを持って味噌汁に飛び込んだけれど、おっちゃんは大きすぎる…。どうする?
「おにぎりくんがね…」「たまごさんがね…」ときて、最新作「おもちさんがね…」(2019年10月)まで13冊あります。
②わにわに
ワイルドなわにわにが活躍…というか、ただ普通に生活しているだけ。
第1作目「わにわにのおふろ」
おふろが大好きなわにわにが、お風呂に入って出てくるだけの話なのに面白い。
第2作目「わにわにのごちそう」
わにわにが台所へ来て、ご飯を食べて去っていく…。ただこれだけ。
なのに、面白くて何度も見てしまう。
文も絵も最高!
3作目、4作目、5作目も良い味出してます。
③14ひきのシリーズ
日本だけじゃなく世界中で愛されている名作。
1巻から12巻まであります。
ねずみの家族の優しく心あたたまるお話です。
絵が中心なので、年齢によって新たな発見もあり、長く楽しめますね。
気に入ったら全巻読みたくなるし、ずっと手元に残しておきたい絵本ですが、12冊買うのはキツイ…。
1冊ずつ揃えていくのもいいですが、収納箱がついている3冊セットもおすすめです。
こどものともの傑作は間違いない
④名作中の名作
これは暗記するほど息子に読まされました。
「ぐりとぐら」も2歳くらいから読む人も多いでしょう。
誰でも知っている名作絵本は外せません。
⑤「ぐるんぱのようちえん」
ずっと一人ぼっちで、頑張って仕事をしても失敗ばかり。健気なゾウのぐるんぱを見て悲しい気持ちになったり、喜んだり。可愛いい絵と文で表現されているけれど、内容は結構シビアかも。
息子も大好きでしたが、私も大好きな作品です。
ぐるんぱ可愛い。
⑥まったりとした「かばくん」
社会に出ていろいろな経験をするゾウのぐるんぱでしたが、次に紹介する絵本は、動物園でのんびりまったりと暮らすカバのお話です。
ぶっきらぼうな言葉が、なぜか心地よい。
詩のようで、読み聞かせにぴったりです。
独特な油絵も素敵です。
⑦バカバカしいけどおすすめ
名作ぞろいの「こどものとも」ですが、保育士をしている姉がすすめてくるのは「何だこりゃ」という感じのくだらない系。
でも、子どもにはウケる。
間違い探しなど、子どもの興味をひく仕掛けもしっかりされていて、侮れない1冊。
タクシーで帰宅したものの、タクシーの中に忘れ物をしたことを思い出して、すぐに追いかける。ひたすら追いかける。そして…。
作者・西村敏雄が絵を担当した「バルバルさん」もおすすめです。というか、バルバルさんのほうが有名。
⑧「きょだいな きょだいな」
姉からプレゼントされた本で、はじめはこれも「変な本」と思いましたが…。
リズミカルな文がとてもいい!
スケールが大きすぎて変なお話なのですが、ツボにはまる傑作。
おしごと大好きな絵本
⑨「おたすけこびと」
はたらく車がたくさん出てくるので男の子は大好きです。
ケーキを作るので、女の子も興味を持ってくれるようです。
重機でケーキを作るという発想がすごい。
一生懸命働くこびとの中に、転んでいる子やケンカをしている子など、いろいろ探せておもしろいです。
シリーズで5冊あります。
⑩「せんろはつづく」
電車好きの男の子にはこれが1番。
子どもたちが障害を乗り越えつつ、線路をつなげていく様子にワクワクするようです。
シリーズ3冊あります。
たべもの絵本は人気
⑪「やさいのおなか」
私はこの本は知らなかったのですが、保育園でとても人気があるそうです。
「これなあに」と野菜をスパッと切った白黒の断面図が出てきて、次のページに答えが出てくるらしい。
子どもが絶対好きなやつですね。
大人も楽しめそうです。
「やさいのせなか」「くだものなんだ」もあります。
⑫かくれんぼ絵本
「ふたごのたこたこウインナー」は、おなじみ「きんぎょがにげた」に似た感じのかくれんぼ絵本です。
これも子どもは好きなタイプですよね。しかもみんな大好きウインナー。
さいごに
2歳のお子さんにおすすめしたい絵本を厳選してみました。
世の中には魅力的な本がたくさんあるので悩みますね。
1歳用として紹介した絵本の中に、2歳の子にもおすすめな作品がけっこう入っていますので、こちらの記事もご覧ください。
1歳でも2歳でも3歳でも、大人になっても、それぞれに楽しみましょう!