小樽の伝統的な庶民のおやつ「ぱんじゅう」
ぱんじゅうを売っているお店は小樽市内にいくつかありますが、今回購入したのは桑田屋さんです。小樽運河ターミナル内にあり、観光客向けといえば観光客向けなのかもしれませんが…。
札幌市民の私が長らく忘れていた「ぱんじゅう」を思い出したのが、朝の情報番組『スッキリ』で紹介されていた(2021年1月放送)のがきっかけで、そこに登場したのが桑田屋のぱんじゅうだったのです。すごく美味しそうだったので食べたいな~と思っていたのですよ。
その年の夏に小樽に行ったにも関わらず、その時は「ぱんじゅう」を忘れていて、翌年行ってみました。
というわけで、記事内にある価格などの情報は2022年8月のものになります。
桑田屋のぱんじゅうは種類が豊富
ぱんじゅうは1個108円。
この日のメニューは9種類ありました。
- こしあん
- つぶあん
- クリーム
- チョコ
- 生キャラメル
- もちあん
- 抹茶あん
- チーズ
- 北海道ミルク ※季節限定
イートイン、テイクアウトどちらでもOKです。
賞味期限は翌日まで。
お土産ぱんじゅう9個セット(950円)
種類は好きなものを選べます。
持ち帰って翌日食べることにしました。
タコ焼きのような見た目です。
ちょうど9個なので全種類試してみようかと思いましたが、餡が食べたい気分だったのでチョコと生キャラメルは買いませんでした。
上部で種類が見分けられるよう工夫されているので、「こしあんどれだっけ?」と困らないようになっています。
左から抹茶、もちあん、こしあん、つぶあん。
全部白ですが、左からチーズ、クリーム、北海道ミルク。
冷めた場合は温めるべし!
今出川焼き(道民はおやきと呼ぶ)の生地を薄くしたような感じで、底がモチっとしていて美味しいね…と何個か食べたあと、冷めた場合の温め方が書いてある紙が入っていたのを思い出しました。
読んでみると、コレは絶対に温めたほうが美味しいだろうな…という感じです。
家族3人でちょっとずつ味見できるよう切り分けてしまい、チーズやクリームはドロドロになりそうなので餡子系のみ温めました。
電子レンジで約30秒温め→オーブントースターで1分焼けばOK!
公式サイトでは電子レンジ1分→トースター1分になっています。
温めたら生地がパリッとして、冷めている時と全然違う!
めっちゃ美味しくなりました。
絶対に温めて食べたほうが良いですよ!
電子レンジ30秒からトースターで焼くと餡子がホワッと温まる感じでした。
電子レンジ1分だとより焼き立てに近くなるのかも。
底を上にして食べるのが正しい
店内に「ぱんじゅうの食べ方」として
ひっくり返して底部を上にして食べる
のが良いと書かれていました。熱々の場合、中身がこぼれないようにするためらしいです。
私は切ってしまったので正しい食べ方をしませんでしたが、アツアツのぱんじゅうをひっくり返して食べるのが一番美味しい食べ方のようです。
「ぱんじゅう」どこで買う?
小樽ぱんじゅうの有名店には「桑田屋」「正福屋」「西川ぱんじゅう店」があります。
正福屋は名店・小樽「田中のぱんじゅう(甘党一番)」と札幌「十八番」の味を継承。私も昔札幌の狸小路で食べたことがあります。懐かしい…。
西川は口コミによると頑固な職人気質のおじいさんが店主で、ものの言い方が苦手と感じたり、タイミングが悪いと30分待たされたりするらしいです。ただ、味は素晴らしく美味しいと高評価でかなり気になります。来年行ってみようかな。
今回は桑田屋本店で購入しました。札幌にも支店があります。
- 札幌エスタ店…エスタの地下1階(新幹線工事があるのでそろそろ閉店かも)
- 白石店…ラソラ札幌Bタウン1階
公式サイトからお取り寄せもできます。