2021年の大注目スイーツ「Maritozzo(マリトッツォ)」をご存じでしょうか?
ふわふわの丸いパンに生クリームを挟んだもので、イタリア・ローマの伝統的なパン菓子です。
札幌のパン屋さんでも、マリトッツォを販売するお店が増えてきたようですよ。
中でも、札幌グランドホテルのものがインパクトある見た目だったので惹かれました。
値段が高かったので、こんなの買えるか!とはじめは思ったのですが、サイズが大きいし、グランドホテルなら味も間違いないでしょう。マリトッツォの美味しさを堪能するには一番良いかなと思いました。
種類がいくつかあり、「いちご」と「バナナ&キャラメル」を食べてみました。
マリトッツォとは?
マリトッツォには、バゲットのような固いパンではなく、ふわふわしとしたブリオッシュ生地が使われます。
ブリオッシュというのはフランスの菓子パンの一種です。バターと卵と砂糖が贅沢に使われているためリッチな味わいになります。
ウィキペディアによると、マリー・アントワネットの「パンが食べられないならお菓子を食べればいいのに」の「お菓子」はブリオッシュのことだとか。
こんなに生クリームいらないだろうと思いきや…
札幌グランドホテル「ザ・ベーカリー&ペイストリー」で販売しているマリトッツォ。
ブリオッシュ生地に、たっぷりの生クリームがサンドしていますが、たっぷりの度合いがハンパないです。
高さは11㎝くらいですかね。
札幌グランドホテルの公式サイトで紹介されている写真だと、もう少しコロンとした可愛らしい見た目でしたが、実際に売られていたのは豪快に口を開けています。
よくクリーム崩れないな~。
ケーキの箱と紙袋が高級感あります。
手土産にしても、かしこまった感じが出ますね。
札幌グランドホテルのマリトッツォには、2021年3月16日から「ティラミス」「あんこ」「いちご」、4月13日から新作「バナナ&キャラメル」が出ています。
値段は「あんこ」が600円で、他は700円。
高いけど、このサイズなら仕方ない気もするし、食べてみたい!
マリトッツォは取り出すときに形が崩れるのを防ぐためか、袋入りで販売されていました。
午前中で完売との噂もありましたが、この日は夕方でも「いちご」と「バナナ&キャラメル」がありました。
「いちご」は作り立てだそうです。よく売れるのでしょうね~。
親子3人で分けてみました。
中はこんな感じです。意外と綺麗に切れました。
軽くてペロッと食べられる
正直なところ、マリトッツォがトレンドスイーツなのは見た目が映えるからで、味はそんなでもないと予想していました。
私としては、パンには生クリームよりカスタードクリームのほうが美味しいだろうというイメージもありましたしね…。
札幌グランドホテルのマリトッツォ、まずは「いちご」を食べてみました。思った通りの生クリームとイチゴだね~。パンも普通に美味しいね~という感じで食べ始めましたが、だんだんとハマってきました。
ブリオッシュ生地がほんのり甘くて、生クリームと合わせるとすごく美味しい。ショートケーキより甘くならないので、ケーキより好きかも。
甘さが物足りない…と言う方もいらっしゃるかと思います。イチゴジャムをつけるのもおすすめ…とシェフがテレビで紹介していたので、甘いのが好きな方はジャムを加えてみると良いでしょう。
バナナ&キャラメル
3等分にするとこんな感じ。
クリームがキャラメル味なので、「いちご」より甘いです。ちょうど良い甘さで美味しいクリームです。
私が「いちごよりこっちが好きだな~」と言うと、夫と息子も同じだそうで。
食べる前は、こんなに生クリームいらないだろうと思っていましたが、単なる映えのためではなく、味もちょうど良かったです。クリームの量が少なかったら物足りなかったと思います。絶妙なバランス!
今回は3分の1ずつ味見してみましたが、甘さ控えめで軽い食感なので、余裕で1個食べられますね。
「ティラミス」と「あんこ」も食べてみたいな~。シェフの1番のおすすめは「ティラミス」らしいですよ。テレビで観ました。
札幌でも続々と登場
私は雑誌『poroco』4月号の特集を見て、マリトッツォを知りました。
円山にあるドーナツ店「カントス」と「ブルクベーカリー竹村Labo」のマリトッツォにも心惹かれました。
「カントス」のマリトッツォは予約が必要らしいです。
「ブルクベーカリー竹村Labo」のも食べてみたいです。シンプルなプレーン味は毎日売っていて、土日にはいちご、ピスタチオ、紅茶味なんかもあるらしいですよ。すぐ完売するみたいです。
パン屋さんはもちろん、ケーキ屋さんでもこれから扱うお店が増えるでしょうね~。
外出自粛のご時世ですので、簡単キットを使っておうちで楽しむのも良いですね。楽天にこんなのがありました。
後日、他のお店のマリトッツォも食べてみました!