生活の必需品と思っていた掃除機。
結婚してからずっとコード付きの掃除機を使用していましたが、掃除機は意外と出すのが面倒だし収納する場所も取ります。
我が家のような3LDK程度のマンションであれば、手軽なコードレスの掃除機で十分間に合うな~と思い始め、次買い替えるなら絶対にコードレスと決めていました。
しかし、掃除機が壊れ、いざ買い替えとなると…。
掃除機ではなく、箒(ほうき)を買いました!
これがなかなか良い。
万能というわけではありませんが、カーペットがない我が家には箒のほうが便利です。
(カーペットも箒で掃除できるようですが…)
ほうきのメリット
①手軽にサッと出せる
掃除機のように重くないので、とにかく手軽。
汚れが目についたとき、すぐ使えます。
フローリングはハイパーで掃除をして、ほうきは主に和室用と考えていたのですが、使ってみるとフローリングワイパーよりもほうきのほうが気に入りました。
②音が静か
掃除機はけっこう音が響くので、マンションやアパートだと朝早い時間や夜遅くは使いづらいです。
子供が寝ているときなども、せっかく寝てくれたのに起きてしまわないか心配になることもあります。
時間帯を気にせずいつでも使えるというのは便利です。
また、音が気にならないということは、テレビを観ながら、音楽を聴きながら、など何かしながらでも掃除ができます。
「掃除の時間」を作らなくても良い!
時間を有効に使えます。
③細かいところや隅も楽々
掃除機だと、細かいところはノズルを換えたり手間がかかります。(それでも届かないところも)
ほうきだと、細かいところにも入り込みやすいです。
④電気が不要
電気代もかからずエコ。
コンセントの位置も気にする必要なし。
コード付きだといろいろ手間だし、コードレスだとうっかり充電が切れたり…。そんな心配も無用です。
⑤収納スペースに困らない
掃除機だと、どこに置いておこうか収納場所に悩みますが、ほうきは隙間にぶら下げて置けばOKなので場所を取りません。
おしゃれな箒ならば、インテリアにもなります。
⑥メンテナンスが楽
掃除機だと、たまったゴミの処理やゴミタンクやフィルターの手入れなどが必要ですが、ほうきは先にホコリが付く程度なのでふき取るだけ。
ほうきのデメリット
もちろんメリットだけではなく、デメリットもあります。
①ちりとりでゴミをとるのが面倒くさい
これが箒の最も嫌な点でしょう。
ちりとりって、何回やってもゴミがうっすらと残って、完璧に取れませんよね。
私は自分の買ったちりとりのデザインが気に入っていて、使うのがちょっと楽しい状態ですが…。
それでも、とりづらいゴミの時は面倒で、そんな時はハンディクリーナーで吸い取っています。
…結局、掃除機の力も借りていますが、ハンディクリーナーは便利!
我が家で使っているハンディクリーナーはダイソンのものですが、ハンディタイプは値段も手ごろだし、軽くて本当に使いやすい。
それでも、箒を買ってから出番はめっきりと減りました。箒、いいですよ!
ハンディクリーナーは補助的に使っています。
今はこれが売れているっぽいです。
②ホコリが舞う
始めは力加減がわからず、「やっぱりホコリが舞い上がるな~」と思いましたが、床をなでるようにスーッとほうきを動かようにすると、それほどでもなかったです。
すぐ慣れました。
大きいサイズと小さいサイズ
ほうきは大・小二つのサイズのものを用意するのがオススメです。
小さいサイズの箒が役に立つ
子供の机の上の消しゴムのカスやテーブルの下に落ちたパンくずなど、サッと気軽に掃除できます。
和室の敷居に入り込んだゴミも綺麗にとれる!
以前はハンディクリーナーで吸い取っていましたが、ほうきを買ってからはほとんど出番なし。
私が使っているのがこちらです。
ゴミも取りやすいし、柿渋が良い味わいを出しているちりとり(はりみ)も気に入っています。
はじめの1本におすすめの箒
同じ「白木屋傳兵衛商店」の不精長柄箒がどこにでも使えます。
和室・フローリング・絨毯・カーペット。
柄も長すぎず、短すぎず。
広い部屋を掃除するならば、もう少し長いほうきがオススメですが、ほうきの使い心地がどんなものか試してみるにはちょうど良いです。
さいごに
まだ使い始めたばかりですが、思っていた以上にほうき掃除が気に入りました。
手軽だし、ほうきの弾力とシャッシャッという音が気持ち良い!
私は割とズボラで、数日掃除をしなくても平気なタイプなのですが、ほうきを買ってからはゴミが目につくとすぐにシャカシャカと掃除するようになりました。
掃除機を買おうか迷っている方、ほうきもぜひ候補として考えてみてください。