ブログを始めたら、誰もが目標にするであろうグーグルアドセンス審査。
ブログ開設から3か月、4回目の挑戦で合格しました!
3回落ちた理由は全て「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」というもの。これに悩まされている方は非常に多いと思います。
私もかなりショックで、何が原因かと調べまくりました。「価値が低い」って本当にへこみますよね。
4回目の申請では万全を期して挑んだつもりだったので、これで落ちたらどうしようかとドキドキしましたが、無事受かりました。改善方法としては間違っていなかったようです。
アドセンス審査で「価値の低い広告枠」のため不承認になり、全て自分の体験にもとづくオリジナルの記事なのになんでだろう?と悩んでいる方に、確認していただきたいことをまとめてみました。
はじめて審査を受ける方にもおすすめです。合格のために大事なことを書きました!
まずは基本の設定にもれはないか確認
基本と思われる設定
- プライバシーポリシー、お問い合わせページの設置
- グーグルアナリティクス、サーチコンソールの設定
- サイトマップの設定
- 全記事にアイキャッチ画像
もし忘れているものがあれば設定してください。
「設定していなくても受かったよ」という人もいるようですが、ブログを運営する上で必要なものですからあったほうがよいです。
念のため、noindex設定にしておくもの
- プライバシーポリシーや免責事項
- お問い合わせページ
これら、独自性を出せというのが難しいもので機械的にコピーコンテンツとみなされても困りますよね。
アドセンス審査対策の記事を読むと、プライバシーポリシーは「画像」にするとか「PDFファイル」にするとか書かれたものが多いのですが、私はネットやパソコンに関してはド素人なので設定の仕方がよくわからず…。
いろいろググっていると、「noindex設定にすればよい」と書かれた記事を見つけました。確かに、グーグルから検索される必要のないものですし、設定の仕方も簡単!
記事の編集画面の下の方にある「noindexにする」という欄にチェックを入れるだけ。
プライバシーポリシーがコピー扱いされるのかどうかはわかりませんが、念のため対策しておくと安心です。
画像の「alt属性」(代替テキスト)の設定
画像の「alt属性」は設定していますか?
私のブログは食べ歩き記事が半数以上なので、お店や料理の写真がたくさんありますが、3回審査に落ちた時はalt属性の設定はしていませんでした。
私はワードプレスのテーマはJINを使用してブログを書いており、画像を挿入するとき「テキスト」「説明」などの欄があるものの、よくわからないので何も入力していませんでした。今でも「alt属性(代替テキスト)」以外は入力していません。
alt属性はグーグルが画像を正しく認識するために必要なものなので、そのような情報がないブログは「低品質」とみなされる要因になってしまうらしいです。(そのように書いてあるアドセンス対策の記事がいくつかありました)
追記:装飾目的だけの画像には入れる必要はありません。
雑記ブログはテーマをしぼる
プロフィールでブログの方向性を明確に
プロフィールなんて誰も見ないよね~という感じではありますが、どんなブログで信用できる人間が運営しているのか、きちんとアピールしておきましょう。
そして、それとズレのない記事を書きましょう。
私はプロフィールは書いていましたが、「収納術について書きたいと思います!」と書いたにも関わらず、食べ歩きと子育てと引っ越しに関する内容の記事しか載せていませんでした。
さらに、ブログのキャッチフレーズも当初は「転勤族主婦の無印収納・子育て・札幌グルメ」となっており、無印収納術を目当てにサイトを見に来てくれた人がいても、それに関する記事がひとつもないという、なんとも残念な内容となっておりました。
ブログの記事に合うように書き直しました。
カテゴリーをしぼる
3回目の審査の時、記事数18でカテゴリーは5つもありました。カテゴリー内に2つ以上記事があれば大丈夫というブロガーさんがいたので、これから増える予定という感じにしておいてもいいかなと思ったのですが…。
ここも改善すべきと思ったので、見直しました。
5つあったものを3つにまとめました。
記事の見直しポイント
3回目の不合格のあとは記事をリライトしたり下書きに戻したりという作業に時間を費やし、再申請は1か月半後でした。減らした記事は5つ、増やした記事は7つです。
初めから文字数は多めを心がけていたので、もともと1500~6000以上ありました。
1~3回目の申請はブログ開設から3週間~1か月半で、記事数も少なかったので手直しもしやすい状態でした。早めに申請したほうが良いです。
YMYLは厳しいらしい
YMYLって何?という感じだったのですが、「Your Money or Your Life」の略語で、お金や生活に関する記事に対してはグーグルから特に厳しい品質チェックが入るらしいです。
その流れで「子育て」に関するブログはアドセンス審査に受かりにくいと書いているブロガーさんがいたので、子育て関係の記事はいくつか下書きに戻しました。(合格後、記事を書き直したうえで、また公開しはじめたものもあります)
ショッピングや金融、医療などに関する記事は、かなり自信を持てるものでないと難しいと思って審査に挑みましょう。
うざい自己紹介は削除しました
初心者向けのブログ講座が人気のブロガーさんの記事で、「こんにちは!○○です」というような挨拶文を入れると、名前を憶えてもらうきっかけになると書かれていたので、私も記事の最初に自己紹介を入れていました。
ところが、同じフレーズを多用しているとコピー扱いになる可能性があると指摘した記事を発見したので、「こんにちは。野菜大好き!なおこたです」みたいなのは削除しました。
出だしの文章は検索結果に載ることも多いので、邪魔だなとは思っていたのですよね。
人気のあるブロガーさんならば効果があるのでしょうが、私のようなただの主婦の自己紹介なんて、うざいだけですし。
タイトルや見出しに注意?
同じような記事タイトルがブログ内にあるのも良くないらしいです。
同じ単語を使うのはほどほどに。
どうしても同じ単語をたくさん使いたいときは、場所をずらす。
例えば「○○についてのなになに」「これこれな○○」みたいな感じにで、タイトルの右側においたり左側にしたりすると良いらしいです。
見出しにも注意が必要のようです。ここにも同じフレーズを多用しているとコピー扱いされる可能性があるらしいです。
私のブログは食べ歩き記事が中心なので、はじめに「お店の外観」、中間に「スープカレーのメニュー」、最後に「お店情報」のような感じで同じ構成と見出しを使ったものがいくつかあったので、これも書き直しました。
構成は変えていませんが、見出しをもっと独自性のあるものに変更しました。
…しかしながら、これは意味があったのかよくわからないです。とりあえず、やったほうがいいと言われているものはやってみました。
内容が似ている記事はひとつにまとめる
このブログの食べ歩き記事でも、すでに書いたお店に関して書き加えたいことができたことがあり、けっこう長くなりそうだったので別記事として書いたことがありました。
同じお店の話なので、どうしてもタイトルに店名が入るのですが、記事を増やしたことにより、今まで検索結果の2ページめに出ていた記事が検索に出てこなくなってしまいました。
そして、新しく書いた記事が検索結果に載るようになったのですが、私としてはもともとあった記事に愛着があるので好ましくない状態。
グーグルは検索結果に同じブログの記事を複数のせることを嫌うので、こういうことが起きるらしいです。私としては二つめの記事がおまけだったのですが、そう都合よく判断してはもらえないようで…。
スマホで読むとき、あまり長文だと読みづらいよな…と思って記事を分けたのですが、ひとつにまとめました。
1600文字の記事が二つあるよりも、3200文字の記事が一つあるほうが評価が高くなるようで、この合体させた記事は検索結果1ページめに出てくるようになりました。
アクセス数も伸びて、大成功でした。
誰かのために、詳しく書く
あとは、よく言われることですが、記事を読んでほしい人を明確にするように心がけました。
そして独りよがりの記事にならないように、日記にならないように。
あくまで情報を提供することを意識しました。
さいごに
1回目の申請のときは、ちょうど1週間後に結果が来たのですが、2、3回目は数時間で不合格メールがきたので、機械的にはじかれているように思いました。
今思えば、直すべきところを直していなかっただけなのですが…。
4回目は1ヶ月以上待ってから審査に出すことにしたので、しっかり見直すことができました。
4回目の挑戦では翌日に合格メールが届きました。
「価値の低い広告枠」というキツイ言われように、何を直せばよいのかわからなくて途方にくれたこともありましたが、手直ししたことは審査だけでなく、これからブログ運営していくうえで必要なことばかりだったなと思います。