私も夫も本が好きなので、子どもができると絵本の読み聞かせには積極的に取り組みました。
絵本選びは楽しいけれど、たくさんありすぎて悩みますよね。
赤ちゃん時期は名作絵本を選んでおけば間違いないですが、それだけでも結構な数。
同じ本を繰り返し読むことになるし、赤ちゃんが触るとどうしても汚れるので、図書館から借りるよりは親が気に入ったものを購入したほうが何かと楽。
お金もかかりますが、得るものは大きい!
メルカリなどで中古品を探すのもいいですね。
失敗しない絵本選びの参考にしていただければと思います。
0歳用の赤ちゃん絵本
定番中の定番を選んでおけば間違いない!
①ファーストブックにおすすめ
「くっついた!」と子どもと単純にスキンシップをとれる、シンプルな絵本。
子どもが喜ぶのはもちろん、パパもママも幸せな気分になれます。
まずはコレと「いないいないばぁ」系の絵本から始めてみるのがおすすめです。
②子どもの食いつきがよかった絵本
息子が7か月になったとき、当時住んでいた田舎町の「ブックスタート」事業でプレゼントしてもらった絵本です。
いかにも行政が選びそうな教科書くさい本だな…と思ってしまいましたが、侮ってはいけなかった…。
ニワトリが「ととけっこう~」と歌いながら動物たちを起こしていくのですが、文章のリズムが良いし、猫や牛の鳴き声も出てきて楽しい。とても良い絵本で気に入っています。
③これもおすすめ
赤ちゃん時期に読んでおきたい本がこちら。
「おつきさまこんばんは」が特に有名です。
絵も内容も地味な感じで、名作だけどどうなのかな~と半信半疑でしたが、息子の反応をみて人気の理由がわかりました。
赤ちゃんの心をしっかりつかんでくれます。
ちゃんとわかるんだな~と子どもの学ぶ力を実感させてくれる傑作。
「きゅっ きゅっ きゅっ」も人気があります。
赤ちゃん時期におすすめのシリーズです。
④保育士も太鼓判を押す絵本
保育士歴20数年の姉におすすめ絵本を聞いたとき、真っ先に出てきたのがこちら。
確かに、ウケない子はいないだろうというくらい最強の絵本。
3冊それぞれの良さがあるので、ぜひセットで。
内容が単純なので、0歳からOKですが、ちょっと大きくなってからのほうがより楽しい。長く楽しめると思います。
言葉のリズムとだるまさんのキャラが最高!
親子で笑えます。
普段、本は読まないパパママにもおすすめ。
1歳向け絵本
ファーストブックではなく、何冊目かにおすすめしたい絵本を選びました。
⑤こぐまちゃんえほん
代表作は「しろくまちゃんのほっとけーき」ですが、車好きの子には「こぐまちゃんのうんてんしゅ」、寝かしつけには「こぐまちゃんおやすみ」など、絵本選びに困ったら、とりあえずこぐまちゃんシリーズを選んでおけば間違いはないというくらい頼りになります。
⑥愛子様もお気に入り
愛子様も大好きな絵本として紹介されることも多い絵本です。
イラストが可愛くてオシャレなので、雑貨屋さんのディスプレイとして使われているのを見たこともあります。
本屋さんで息子用のファーストブックを探していた時、わたしは定番の「くっついた」を選びましたが、夫が選んだのがこの作家さんの「ぼくのいす?」という絵本でした。(可愛い絵に一目ぼれ)
知らない本でしたが、私もイラストがものすごく気に入りました。
絵だけでなく文章も可愛い!
息子も大好きだったのですが、残念ながら絶版になってしまったようで…。accototoの絵本は、もっと評価されるべきと思います!
「うしろにいるのだあれ」はベストセラー絵本として、シリーズ化されています。愛子様のおかげでしょうか。
⑦くまくんシリーズ
私が現在よく売れている本という基準で絵本を選ぶことが多いのに対し、夫はひたすら自分の好みで読み聞かせる本を選んでいました。
我が家には渡辺茂男・作の絵本が多いです。
いたずらっ子のくまくんの何気ない日常のおはなしで、知育や行儀作法など押し付けがましさのない昔ながらの絵本。
息子も気に入っていました。
同シリーズの「おふろだ、おふろだ!」も良いです。
こういう本をたくさん読んでいると、本が好きな子どもに育つのかな~と思います。
⑧これは外せない
なまじ本好きの親だと、定番すぎてつまらない…と思ってしまうかもしれませんが、子どもウケは絶大です。
自分できんぎょを探して、指さしできるようになってからのほうが楽しいと思います。
かといって簡単すぎてもつまらないので、1歳くらいで読ませる人が圧倒的に多いようです。
このほか、「はらぺこあおむし」も1歳くらいから興味を示してくれると思います。
対象年齢はあくまで参考程度に
⑨よるくま
うちの息子が1歳になった頃に1番のお気に入りだったのがこの本です。
自分たちが子供のころにはなかった絵本なので、本屋で見つけるまで知りませんでした。
タイトルも絵も内容も良い感じだったので買ってみたのですが、後で対象年齢が3、4歳と知りビックリ。
文も短いし、むずかしい言葉も使っていないのにどうしてでしょうかね…。
内容は深いですが、1歳児でも何か感じるところがあるようでハマっていました。
何度も読まされたので、私も暗記してしまいました。
たぶん、3歳以降に読んだほうが内容もしっかり理解できたのかもしれませんが、3歳のときにこれを与えたとして、これほどハマったかどうか…。
実際に本を手にとってみて、自分の子に合うかどうかを基準に選ぶのも大切ですね。
(気に入ると思ったのに、さっぱりダメだったこともありますが…)
⑩いやだいやだの絵本
せなけいこ作「いやだいやだの絵本」(4冊セット)
1にんじん、2もじゃもじゃ、3いやだいやだ、4ねないこだれだ
家にあるのは「ねないこだれだ」だけですが、子どもが1歳くらいのときに4冊セットで買えばよかったな~と思います。
2歳児におすすめの絵本として紹介されることが多いですが、1歳くらいがちょうどいい子もたくさんいると思います。
子どもがなかなか寝ようとしないときに、この絵本が使えます。
地味に効果あり。
怖いけど、会いたくなる。魅力的なおばけちゃんです。
親としては絶対に読んで聞かせたくなる絵本。
ずっと怒っている絵なので、子どものお気に入りになるような本ではないかもしれませんが、インパクトのある絵本です。
さいごに
他にも気に入っていた本はありますが、特に思い出に残っているものをご紹介しました。
親が楽しそうに読んでいると、子どもも興味を持ちやすいです。
子どもが途中で興味がなくなって膝の上からいなくなっても、親が一人で楽しく読み続けていたら、また戻ってきたこともありました。
読む人間が好きな本を選ぶというのも重要なポイントです。
(私が選んだ本で夫の好みじゃないものは避けられてましたね…。私も同じですが)
読み聞かせは得意分野なので我が家では気合いが入っていましたが、それぞれのご家庭のペースで、好きな絵本を読んであげてくださいね。