狭いアパートやマンション住まいでも、おしゃれに暮らしたい…。
その時に立ちはだかる厄介な敵として、洗濯物の室内干しがあげられるのではないでしょうか。
なるべく乾きやすいところ、冬には部屋の乾燥対策になるし…などど考えていると、目立つ邪魔なところに干す羽目になってしまったり。
おしゃれさは重視しなくとも、洗濯物を部屋干しする場所がなくて困ること、ありますよね?
転勤族で、狭い家を転々として暮らしている我が家も、洗濯物の干し場所にはいつも悩まされています。
北海道に住んでいるので、洗濯物を外干しできる時期も限られています。それに私は花粉症…。北海道民の花粉症は4月~7月が中心ですから、年中室内干ししてます。
結婚してから10年ちょっと。その間、転勤による引っ越しは4回…。そのたびに頭を悩ませてきましたが、今回の家では比較的楽に洗濯物の干し場所が決まりました。
同じように悩んでいる方の参考になればと思います。
洗濯物干しスタンドは邪魔
結婚した時、絶対必要だろうと思って買った、室内用の物干しスタンド。
いくら省スペースをうたった商品であっても、けっこう場所をとりますよね。使わないときは折りたためる…といわれても、常に何かしら洗濯物が出るので結局出しっぱなし。
はじめは普通に使っていたものの、子供ができて物が増えてくるにつれ、邪魔くさいことこの上ない!
2回目の引っ越し先が非常に狭く、置くところないな~と折りたたんで壁に立てかけたまま放置していたら、そのまま使わずじまい。3回目の引っ越し先に持って行ったもののやはり使わず、捨ててきました。
洗濯物は上に干して、床は空けておきたい!工夫すれば、何とかなるものです。
- 洗濯機の近くに突っ張り棒を設置できるか考える
- どこか上部に洗濯ロープや突っ張り棒をとり付けられるか考える
洗濯機の近くに突っ張り棒
基本の突っ張り棒。
洗濯機の近くに取り付けると移動しなくて済むので、とにかく干すのが楽。来客時にもあわてて隠さずに済みますし。
我が家でも現在、洗面所に強力突っ張り棒を2本使っています。物干しハンガーなどを使って、毎日出るタオル類などは余裕で干せます。
ただし、耐荷重には注意してくださいね。
狭いので130㎝程度のものですが、かけすぎると結構重くなります。2本あると便利ですよ。
我が家では洗面所の洗濯物のすぐ下に除湿機を置いて乾かしています。戸を閉めておけばすぐ乾きますよ!
我が家ではたまたま1回目の引っ越し先が湿気の多い土地だったので、すぐに除湿機を購入しました。その後の引っ越し先でも洗濯物を乾かすのに便利なので、ずっと使っています。
今の家は湿気が酷いので、もう1台欲しいくらいです。例えばこれ。
和室の鴨居は室内干しの味方
洗濯物が多いときは洗面所だけでは足りないので、もう1か所欲しいところ。
シーツなど大物を広げて乾かせる長さも、できれば確保したいです。
窓際の天井にフックを取り付けようかとも思いましたが、賃貸なので穴がどのくらいになるのか気になります。「穴が小さくて済むので賃貸でもOK!」という天井用フックもたくさんありますけれどね。そもそも重さがどこまで大丈夫なのかという点が心配なので、これはやめました。
寝室にしている和室が日当たりも悪くないので、そこに洗濯物干し場を作ることにしました。和室は鴨居があるので利用しやすいんですよね。というわけで、こちら
4畳半の和室です。前にも使っていましたが、普通に突っ張っただけだと重い物をかけると落ちるので危険です。
そこで、今回は突っ張るだけではなく、さらに鴨居で支えるように設置しました。
念のため落ちてもさほど危険じゃない場所にしていますが、かなり頑丈です!
シーツ類もたたまず干せるし、ハンガーもたくさん吊るせます。
これは、ホームセンターで買った竿受けを使っています。回転するので、斜め方向にも設置できます。600円くらいだったと思います。
回転しないものであれば、100均にもありました。
リビングの隣の開けっ放しにしている和室に取り付けました。冬の乾燥対策用です。加湿器もありますが、今の家は結露がひどいので加湿器だと湿度上がりすぎなようで使っていません。
鴨居を利用する便利グッズはたくさんあるので、取り付けたい場所に合ったものを探してみてください。
洗濯ロープは優秀
今回は洗濯物干しを取り付けたい場所が和室だったので楽でしたが、洋室は難しいです。
うまく突っ張れる場所があればよいのですが、ない場合に使いやすいのが洗濯ロープです。
前の家では、部屋の入口上部の目立たない場所にフックを取り付けて、そこにまず洗濯ロープを巻きつけ、もう一端はカーテンレールに付けました。
シーツなどの大物を広げて干せるので便利です。もちろんハンガーもかけられます。
ピンチハンガーは重過ぎて無理です。これは部屋の入口上部にかけて使いました。
無印のユニットシェルフはこんなところにも使える
あとは、我が家には無印良品のユニットシェルフがたくさんあるので、これを利用してロープを張ったこともあります。
上の出っ張った部分にロープの穴を差し込んでいます。洗濯ロープはたわみやすいので、折って二重にして使うのがおすすめです。
我が家は転勤族なので、なるべく物を買い足さないようにしています。無印のユニットシェルフは本当にいたるところで使えますよ!
洗濯ロープは便利なうえに値段も安い
転勤族の我が家では、ベランダ干しにも洗濯ロープが活躍します。
物干し竿だと、引っ越すたびに長さが合わなかったりしますが、その点、洗濯ロープは融通がききます。そして、長い棒は引っ越し先で使えないと置き場に困りますが、洗濯ロープならただの紐なのでどこにでもしまっておけます。しかも、値段は数百円!
それから、穴あきタイプの洗濯ロープは、ハンガーを穴にさすので風に吹き飛ばされることがありません!転勤族じゃなくても、物干し竿よりロープのほうが使い勝手が良いような気がします。
重い物は吊るせませんが、優秀です!
物干しワイヤーも気になってます
使ったことはないのですが、前々から気になっているのがこちら。
似た商品でお手軽価格なものもありますが、やっぱり日本製がいいのかな。
最後に
いかがでしたでしょうか。
天上用フックを使っている人も多く、実際「これ、いいな」とよく思ったりするのですが、取り付けに不安があるので今のところ私は使っていません。手軽だし、頑丈らしいのですけれど…。
今回は、和室の鴨居をうまく利用できたのがラッキーでした!
洗濯物がたくさんぶら下がっているとうっとうしいので、私は洗面所と寝室に洗濯物干しスペースを作るようにしています。
参考にしていただけたなら嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。